子どもに安全なインターネット環境を用意する具体的な方法6つ

子どもに安全なインターネット環境を用意する具体的な方法6つ

インターネットは無限の可能性を秘めている一方で、危険もいっぱい。

子どもがインターネットを活用するようになったら、健全かつ安全に利用できるよう対策する必要があります。

そこで今回は、保護者が子どもに安全なインターネット環境を用意するための方法を6つ紹介。

すぐにできることばかりなので、この機会にぜひ取り入れてみてくださいね。

目次

子どもの安全なインターネット環境準備6ステップ

インターネットを楽しむ子ども

子どもが安全にインターネットを使うためには、コンテンツ利用や接続時間などを大人がある程度監督することが大切です。

具体的には、以下のようなステップでインターネット環境を準備するのがおすすめ。

  • ネットリテラシー教育
  • ペアレンタルコントロールの利用
  • フィルタリングサービスの導入
  • 安全なブラウザの選定
  • 家庭内ルールの設定
  • コミュニケーションの促進

詳細を順番に見ていきましょう。

1.ネットリテラシーの教育

インターネットを安全に使うためには、インターネットのルールや脅威を理解して適切に運用する能力、つまり「ネットリテラシー」を身につけることが必須です。

余計なトラブルに巻き込まれることを防ぐためにも、書籍や教材を活用して親子で学ぶ時間を設けましょう。

ネットリテラシーについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある人はそちらも参考にしてください。

2.ペアレンタルコントロールの利用

ペアレンタルコントロールは、保護者が子どものインターネット利用を管理するための機能です。

アプリ・サイトの利用状況や利用時間を確認したり制限したりできます。

この機能は、子どもがアクセスできるコンテンツや利用できる時間をコントロールしたいときに有効です。

以下のような問題を防ぎたいときに活用してみましょう。

  • 不適切なコンテンツへのアクセス
  • デバイスの長時間使用
  • 動画の見すぎ
  • ゲームのしすぎ
  • オンラインでの危険な出会い

3.フィルタリングサービスの導入

フィルタリングサービスは、子どもが不適切なコンテンツに触れないように、特定の情報をブロックする機能です。

有害・違法な情報の遮断、アプリ利用状況の把握、利用時間の管理などができます。

フィルタリングサービスは、以下のような問題を防ぐのに有効です。

  • 不適切なコンテンツへのアクセス
  • 個人情報の漏洩
  • 詐欺や不正への誘導
  • デバイスの長時間使用

ペアレンタルコントロールが広範な管理をおこなうのに対し、フィルタリングサービスは特定のコンテンツをブロックする点に特化しています。

どの機能を使うかは家庭のニーズにより異なりますが、両方を組み合わせて使用することでより効果的な保護が実現します。

子どもの年齢やインターネットの利用状況に応じて、適切に設定しましょう。

4.安全なブラウザの選定

子ども向けに設計されたブラウザは、有害なコンテンツのフィルタリングや保護者による監視が可能です。

インターネットには大量のコンテンツが存在し、価値のある教育ツールがある一方で、不適切な情報に触れるきっかけになることもあります。

その点、子ども向けの安全なブラウザはです。

主な子ども向けブラウザには「Kiddle」「KidzSearch」「KidRex」などがあります。

5.家庭内ルールの設定

家庭内でのインターネット利用ルールを設定することは、子どもの安全を確保するための重要なステップです。

使用時間や使用サイト・アプリのルールを決めて、子どもが自分で自分を守れるように導いてあげましょう。

また「個人情報をオンラインで共有しない」「ネットで知り合った人と不用意に会わない」といったルールの徹底も忘れずに。

これらはペアレンタルコントロールやフィルタリングサービスを利用することでもある程度防げますが、子どもが納得して自分でルールを守ることが大切です。

不適切なコンテンツへの利用や個人情報の流出でどのようなことが起こり得るか、またそれらを防ぐためにはどのようなルールが必要か、子どもと一緒に話し合ってみましょう。

6.コミュニケーションの促進

インターネットに関するトラブルや疑問があった場合に、子どもが気軽に相談できるような環境作りも忘れてはいけません。

インターネットで脅迫や詐欺などのトラブルに巻き込まれた挙句、誰にも言えずに一人で悩むのはつらいことです。

家族でルールを決めたり安全に配慮したりすることももちろん重要ですが、もし何かあってもすぐ大人が対処できるよう、日頃からオープンなコミュニケーションを心がけたいですね。

まとめ:安全に配慮してインターネットを楽しもう

青空に向かってジャンプする子ども

インターネットは教育的なリソースとしても娯楽としても素晴らしいツールですが、子どもにとって安全な環境を準備することが不可欠です。

今回ご紹介した6つの方法は、子どもが安全にインターネットを利用するのに役立ちます。

保護者としてできることは多くあるので、今日からでもぜひ取り入れてみてくださいね。

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この記事を書いた人

元システムエンジニア&パソコン教室講師の経歴を持つママライター。
好きなものはうどんと読書と娘のほっぺ。

元パソコン教室講師と保護者という2つの視点から、子どものプログラミング教育の必要性やおすすめの学習方法などをお伝えしていきます。

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